IKON  〜遠い旅の記憶〜 /Zabadak
biosphere ZA-0019 (2000.01.20) ¥3000 [CD]
曲名 作詞 作曲 編曲 [時間]歌手
4 新居昭乃 吉良知彦 吉良知彦 [3'36"]新居昭乃
8 DEIR PAIDER 小峰公子 吉良知彦 吉良知彦 [3'29"]小峰公子
[Musician]

「城」は、「伯爵カインシリーズカフカ」(原作:由貴香織里)のドラマCD (音楽担当:吉良知彦)で使用された曲が元になっているそうです。吉良さんは、 デモテープに、この曲を「カフカソング」と記載して昭乃さんに渡したと 思われますが、昭乃さんは、この「カフカ」を、作家の「フランツ・カフカ」と イメージして創られた可能性があります。
昭乃さんは4曲目「城」で作詞とボーカルを、8曲目「DEIR PAIDER」でコーラス を担当されています。

<biosphereのホームページより引用>
ZABADAKミュージックの原点に立ち返った、入魂の長編アルバム。吉良知彦が 常に追い求めてきた独自のメロディーへのこだわりを土台にした曲のモチーフ が、鈴木光司氏の小説「楽園」との出会いにより、はっきりと意志を持ち始め た。モンゴロイドの生々流転を描いたその壮大な物語は、まるでビーズを繋ぐ 糸のように、ひとつひとつの曲を結びつけていったのである。

ラジオ(Viridian House)で語られた情報から補足説明をします。
[城]
この曲(城)はデモテープもらった時に、テープに「カフカ ソング」と 書いてあって……「カフカ」って、私の好きな作家なんですけれど……。 それで「あぁ、カフカ ソング」って思いながら聴いていったら、もう このイメージしか無かったっていう感じで、歌詞を書いて歌いました。