こんばんは。新居昭乃です。 お元気ですか。 今日も早速、葉書を紹介します。 『仮面のエルリック』さん。 「昭乃さん初めまして。 5/11の放送で、May-Sickについて話していましたね。 これって5月病のことですよね。 5月に入るとやる気が無くなってしまうやつですよね。 それなら4月病ってやつを知ってますか? これは大学生が4月にはやたらと勉強する気で大学に出てくるという 恐ろしい病気です。 で、ゴールデンウィークを過ぎると……という状態になるわけです。 所詮大学生なんてそんなもんです。 昭乃さんはどうでしたか?」 っていうお便りなんですけど。 今も……立ち直ってませんか? あたしは、美術の大学に行って油絵を専攻してたんですけど、 まぁあの、そのときね、大学に入ったときは、絵が描きたいと思って やってたわけなんですけど、 今こうして音楽を生業にしているわけだし、 そのころね、 これがやりたいとか、これがあってるんじゃないかとか思ってても なんか、後になって違ったりとかするし、 うん、でも、そのときそのときね、 一生懸命やってると。 私だって絵描いてたの、 すごく絵ってへたくそなんですけど、 曲作るほうがまだこう楽に作れるとかね、 絵を描くよりは、曲作ったほうが楽なんですけど、 なんか、だんだん自分に向いているのとか わかるかもしれないし、 あたし、一つだけ大学に行ってて 本当にこれだけは、よかったと思えることがあって、 それは友達が出来たことです。 やっぱり、ほんとに。 ひとり女の子で、今でもすごく信頼してて なんか、まぁ、なんでも話せるほんとの親友ですよね。 そういう人が人生の中で一人だけでもいたっていうか、 うん……あ、そんなことないんですよ、 お友達はいっぱいいるんですけど、 なんか、やっぱり特別な存在、そういう人に会えたっていうのが。 偶然、その大学選んで行ったんだけど まぁ、よかったと思っています。 ね、そういうこともあるし、 がんばって行ってみてください。 もう一つ、もう一枚紹介します。 埼玉県の上尾市、『かがちさと』さんかな。『せんり』さんかな。 「昭乃さんこんばんは。 初めてお便りします。 先日ワーズワースの冒険のテーマソングのCDを聴いていたのですが、 3曲目を唄っている方がどうやら昭乃さんみたいなのでびっくりしました。 あたしは昭乃さんのことはラジオで初めて知ったので、 昭乃さんの唄われている歌をあまり良く知りません。 もしかして唄ってるのは本当に昭乃さんですか? だとしたらすごくうれしいです。」 本当に私です。……と思います。 えとね、昔はワーズワースの庭っていう番組だったんですけど、 フジテレビ系の。 それのテーマソングで、エリさんっていう方が唄っている 不思議な、素敵な曲があるんですけど、 そのシングルのカップリングで出た曲で、 『Campos Neutros』という曲だとしたら私です。 それってポルトガル語で唄っているんですけど、 Osny meloさんていう方の作詞で、 こちらに住んでいらっしゃる方なんですけど、アーティストで。 その方の詩で、なんか 『心の平野』みたいなタイトルなんですよ。 詩の内容もね、そういう内容で、 日本語で読んだときに、なんかすごくいいなぁっと思って 一生懸命唄って。 今でもあたし、この、 自分で、この歌って良く唄えたな、なんて思ってるんです。 聴いてください。 『Campos Neutros』 ♪〜『Campos Neutros』 川崎市の『かねそまゆこ』さんからもリクエスト頂きました。 新居昭乃で『Campos Neutros』聴いていただきました。 もう一枚、葉書紹介します。 『太郎と花子』ちゃん。 「おこんばんは」 なんて書いて有って。 「先日の放送、5/4の放送、聴きました。」 ちょっと前の放送。 「ゴールデンウィークで、家族で出かけたために揃って聴きました。 車の中で。 映画音楽特集ということで、みんなが私に この人の番組いいねって言ってくれた」 だって。どうもありがとう。 お父さんとお母さんにもよろしくお伝えください。 映画音楽の特集はほんとに反響が大きくて、すごくうれしかったです。 前も言ったけど、みんなが教えてくれたのとかほんと聴いて、 またやるから楽しみにしててください。 で、 「P.S. オープニングのアロゥ、アロゥってなんですかぁ?」 って書いてあるんですけど、 このコーナーの『アロゥ?』ってやつですよね。 あれはね、ディレクターさんが見つけてきてくれたんですけど、 フランス語でHelloのこと。 Helloっていうときに、もしもしっていうときに、 アロゥっていう感じなんですよ。 えっとね、 今流れてる曲って、聴いたことある人ほとんどいないと思うんですけど、 フランス語で、フランス人で、実はあの 『シャルロット・ゲンズブール』さんが唄ってるんですけど。 今はね、結構大女優さん的になってきて、 最近も映画にいろいろ出てるんですけどね、 この、いま唄ってる曲唄ってる時は 14歳くらいで、お父さんがセルジュ・ゲンズブールっていう人で、 ブリジッド・バルドーだのカトリーヌ・ドヌーブだのと 浮名を流した、すごく昔はとってもかっこいい人だったんですけど、 もうお亡くなりになっちゃいましたけど。 で、お母さんはジェーン・バーキンさんっていって、 イギリス人だけどフランスですごく有名になって、 今ファッション雑誌とかで、昔の、ジェーン・バーキンの若い頃ってのは ロリータのほんとに代表って感じなんで よく見ることがあると思うんですけど、 そういうご両親の間から生まれた人の歌なんですけど、 ちょっと聴いてみてくださいね。 ♪〜『???』 なんかあの、昔のフレンチポップスとかをすごくいっぱいかいた セルジュ・ゲンズブールさんなんで こういう音階の使い方っていうかな、 おんなじようなメロディの繰り返しで、曲作っていくっていうの ほんとにうまいっていう感じで、 この曲もすごく良くできてる曲だと思って、 大好きなんですけど、 すごいかわいい小唄も、 えっとね、 なんかこれを紹介しちゃったんで、 本家本元っていうか、この人のお母さんの ジェーン・バーキンの唄も聴いてもらっちゃいますね。 昔ちょっとはやったので知ってるかも知れないです。 『クアー』 ♪〜『クアー』 ジェーン・バーキンで『クアー』を聴いてもらいました。 なんかこうやって聴いているともっと自分で聴きたくなっちゃったんで、 来週もゲンズブールにまつわる、フレンチポップスかけちゃいたいと思います。 楽しみにしててくださ〜い。 今日のViridian Houseは如何でしたでしょうか。 もう5月も終わって、May-sickを乗り切った人、まだひきずっている人 いるかもしれませんけど、もう、すごくね、いい季節だし、 これから梅雨に向けて、また、負けないように、やっていきましょうね。 それじゃぁあの、いろいろお便り下さい。 ポラロイド写真あげる、って言ってるんですけど、 なかなかあたしがのんびりしてて、数揃わなくって届かない人もいるかも しれませんけど、必ず送ります。待ってて下さい。 で、宛先。 「郵便番号336-79 NACK-5 Virtual Adventure East Viridian Houseの係」までです。 おもてなし役は新居昭乃でした。 じゃまたぁ。