今晩は。新居昭乃です。如何お過ごしですか。 夏休みもだんだん少なくなって来ましたけど、宿題は終わりましたか? 私は、先日猪苗代湖の方に遊びに行ってきたんですけど。 今まで行ってきた中で一番好きな場所で、もう3回か4回目くらいなんですが。 なんか瑞々しい自然がまだ残ってて。 神様が住んでると感じられる場所なんで大好きなんですけど。 そこで、一応夏を満喫してきました。 今日はですね。イスパーニャちゃんからの提案でですね。 暑中見舞い葉書をプレゼントっていうのを やってほしいなって提案が来てたので。 もうちょっと暑中見舞いに間に合わなくなっちゃったんで。 残暑見舞いを今日お便り読んだ方全員にプレゼントしようと思っているので、 注意して、聴いてて下さい。 一応ですね、直筆でこれから書こうと思ってます。 で、イスパーニャちゃんね、その、なんか。 この間お話してた恋の話聴かせてねってみんなにお願いしてたんですけど。 さっそく教えてくれちゃって。 「夏と言えば恋ですね。 高校生ともなると、周りからどんどんカップルが誕生しちゃって こっちとしてはかなりくやしいんですけど。 この16年間生きてきて、いろんな男の子と出会いましたが、 一度も両想いになったことがありません。 あぁ、人生長いから別にいいんですけどね〜。 一応二十歳までには彼氏が欲しいんですよ。 あ"ぁ」 『あ』に『てんてん』がついてる『あ"ぁ〜』って感じだと思うんですが(笑) 「青春したいよ〜」 っていうイスパーニャちゃん。 そうですね。周りがカップルになってっちゃうと、 ちょっと、あれ?あれ?あんな人も?あんな人まで?ってことに なったりしますよね。まぁ、あせらず。 「なんか私、問題があるんですよ。 人の嫌いなところが目についちゃって。 感受性が強すぎる、ようなんですね。 いいなって思っても、なんか嫌なとこが目についちゃって、 冷めちゃうっていう」 ま、若いうちはよくそういうことがありますよね(笑) ま、そういうね、嫌なところもなんか全然そんなんじゃなくて。 この人の存在自体が好きっていうような。 愛してしまったっていう素晴らしい恋愛をすることをお祈りしております。 あともう一人。 男の子からなんですけどね。ユヒムー君から。 「昭乃さん今晩は。お邪魔します。 僕は今、どうやら恋をしたみたいなんです。 昔、恋をすると苦しくなるという話を聴いて、 そんなもんかなぁと思ったんですが。 今まさに苦しいのです。 相手はサークルの後輩で、 どこを好きになったのかわかりませんが、 とにかく心を奪われている感じ。 基本的に僕は男女に関係なく、普通に接していられる性格ですが、 近くにいられるとふわふわして実に僕らしくないのです。 全く僕にどうしろというの? ほんと苦しい。 こんなにも苦しいものだとは思ってもいませんでした。 こんなもんなんでしょうか」 うわ〜。(笑) とってもなんかどきどきしちゃう、なんかいい恋をしてしまったんですね。 なんかね、それまでひとり暮らしみたいにしてて、 割と一人で平気に過ごしていたのに。 誰か好きになると妙に一人の夜が寂しくなったりとか。 そんなことありますよね。 一人でいたときよりも孤独になってしまうっていうかね。 そういう気持ちにさせられますね。 なんか素敵じゃないですか、でも。 してないより、してるほうがずっと苦しくてもいいと思うんですよね。 なんかこんな素敵な恋の話、まだあったらみんな聴かせて下さいね。 でですね。 今日は、そんな恋をしている人達のためにもですね。 すこし敬虔な気持ちになってもらおうかななんて思って。 ちょっと珍しいCD持ってきたんですけど。 12世紀のドイツの女性が作詞作曲しているものを、 今の人が再現しているんですけど。 その人は、ヒルデガルド・フォン・ビンゲンという。 シスターなんですね。 キリスト教の尼僧、が作詞作曲っていうかまぁ、知っていたものを。 今唄っている人はそういうクラシックっというか、 教会音楽をよく唄っている女の人が唄ってて。 それに音をつけている人がいるんですが。 音がですね、私ちょっとご紹介しててなんなんですけど。 ちょっと不満があります。 こういうのなんかもう、自分が思い込める、思い入れられるものって 余計あの、この音じゃないよな、なんて思ったりしちゃうもんなんですけど。 一応私も音楽つくるので余計そう思っちゃうと思うんですが。 そんな中でも一番、これはいいんじゃないかなと思える曲を 今日は聴いてもらおうと思います。『Song to the mother』 曲1: Song to the mother 聖母マリアに捧げられた、御母への歌。 『Song to the mother』聴いていただきました。 ヒルデガルド・フォン・ビンゲンの音楽きせき 『ビジョン』というタイトルのアルバムに収録されています。 おおさわめるちゃんからのお便りで。 「セミが鳴いてますね。 ジージーとよく鳴くなぁとうるさく思いつつも、 梅雨の季節にカエルの声を聴けなかった 私はなんだかうれしくなってきます。 毎年毎年季節が薄くなってきているように感じる今日この頃。 セミ君来年も出てきてくれよ、と願わずにはいられません。 地球に面と向かってありがとうと言える日はくるのでしょうか」 ね。あと。 ぽかぽかざくろちゃんじゃなくて、ぽかぽかちゃんになってる。 あ、ぽかぽかざくろちゃん。 「私は天気がいいと空ばかり見てしまいます。 冬の空も好きなのですが、夏の白い雲が特に好きなので。 ふわふわ動く雲をずっと見ています。 夏の空気を吸いながら。気持ちいいですよ。 公園でお昼を食べたりするの。お勧めです」 ってね。なんか、季節を感じるっていう ほんとに少なくなっちゃったんですけど。 自分から感じに行こうとしないとなかなかね、 感じられない世の中になってきちゃいましたけれど。 一つ、興味深いご意見が来ているのですが。 アースリットちゃん。いきなりなんだけど。 「私の読んだ漫画の中に、印象深い台詞がありました。 『勇者というのは人よりたくさん勇気がある人のことではなく、 人に勇気を出させられる人のことなんだね』という内容でした。 そこで思いました。 創造者、」 クリエイターですね。 「創造者にも同じことが言えるのではないかと。 創造者とは人よりいろいろな物を作れる人のことではなく、 人に物を創り出させる人のことをいうのではないかと思ったのです」 アースリットちゃんも絵を描くんだけれども。 「私がこれから創っていく様々なものが、 それを感じた人たちにも何かを創る気にさせられる。 なんか、大きい目標が出来て嬉しかったです」 ということなんですけど。 空を見たり、セミが鳴いてるジーっていう音を聴いたりね。 なんかそういう季節を感じたりする、しても。 何かまた違うイマジネーションが湧いてくるっていうか、 そういうことがあると思うんですけど。 そういう意味では、神様が創ったこの自然って、 なんか誰にも、誰もかなわないっていうか。 やっぱり一番すごいクリエイターは神様だったのかな、と。 私はその猪苗代湖をちょっと巡って感じちゃったんですけど。 確かに、人の創った音楽や絵を見たりして、 また違うものが浮かんできたりもしますよね。 私はいつも言ってる落田洋子さんとかの絵は、 一枚で7曲くらい出来ちゃう感じがするんですけど。 えとね、またなんかすごい可愛い本見つけたんで これ絶対みなさんに教えないとと思って、持ってきたんですけど。 これきっとまたあの、ちょっと秋になってから、読書の秋ってときに、 またもう一回ちゃんと特集したいなとは思ってるんですが。 えっとどっかな。……講談社から出ている、 『小さな小さな王様』っていうタイトルの本で。 これはアクセル・ハッケ作、ミヒャエル・ゾーバ絵の本なんですけど。 ま、ファンタジーです。 小さな小さな王様がある日部屋に現れるんですよ。本棚と壁の間から。 ポケットに入れて、外に連れてったりすると、今まで見えなかったものが いろいろ見えてきたりするっていう、すごく素敵な話なんですが。 お話も素敵なんですけれども。 とにかく絵がすごいんですよ。なんか。 すごくリアルなんだけれども、すごいファンタジー。 これはもう見てもらう以外ないので、 是非本屋さんで、見てみてって感じなんです。 講談社から出ている、『小さな小さな王様』、 後はね、『キリンと暮らす』、『クジラと眠る』っていうのと、 『思いがけない贈り物』って3冊が出ているので、 チェックしてみてください。 というわけで。お便り、お葉書ありがとうございました。 今日読んだ方々には残暑見舞い、差し上げたいと思います。 えとね、千歳飴ちゃんの描いてくれた絵とかね。 写真を送ってくれた、工場の写真ありがとうゆうこちゃんとか。 にも、出したいと思ってます。 でですね、来週なんですけれども。 来週はViridian House始まって以来初の試みで、 私がなんと取材に出かけていきました。 真夏のビーチに突撃〜なんていうのは全然嘘なんですけど(笑) 実は、ずっと私がカウンセリングを受けている、 アロマテラピーとか、ダウジングとかいろいろされる方なんですが。 そういうので体と心に元気をいつも与えてくれている、 うえのなおこ先生にお話を伺ってきましたので。 絶対絶対聴いてください。 また、いろんな悩みだの。 体こんなところが辛いけどなんとかなるのかしら、 みたいなお便りも募集しています。 宛先は、郵便番号336-8579 Nack5 Virtual Adventure East Viridian Houseの係までです。 さて、この後はハミングバードさんのロッキーズカフェです。 まだまだ聴いてて下さい。 新居昭乃のViridian House、今夜はここまでです。 ではまた来週。お元気で。